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考え方・ベクトルを合わせる

「あらい」では、考え方・ベクトル(力、進む方向性)を合わせることを重要視しています。その理由としては考え方を合わせ勢いをつけることにより、企業の力が足し算ではなく、掛け算、時間が経つにつれて累乗のように力を発揮出来ると考えているからです。 
そこで今回はあらいにおける「考え方・ベクトルを合わせる」事について紹介します。

考え方・ベクトルを合わせる

同じ方向を目指す

「和を以って(とうと)しとなす」と良くいわれる様に、組織内の決め手は和といえます。しかし、企業である以上、競争の自由があり、生き残る為にあらゆる周囲と戦う必要があります。その場合、組織の和とは上下左右の人々が仲良く、和気あいあいであればよい、というだけではなく、心を同じくするだけでよいというわけでもありません。心を一つにすると同時に、力を合わせる輪である必要があります。さらにその輪を強くする一人一人の気力が加わっていなければ強力な和とはいえず、一人ひとりがもつ“やる気”が一つになることが、組織の本当の和といえます。

なぜベクトルを合わせるのか

 人にはいろいろな考え方があります。しかし、会社組織において社員(仲間)一人一人がバラバラな考えで行動してしまうと、それぞれの考え方・ベクトルが揃わず力が分散してしまい、「会社全体の力」にはなりません。『孫子の兵法書』に【激流が大石をも押し流してしまうのは水に勢いがあるからだ】とあるように、十の力をもつ者をただ十人集め、一人ひとりのベクトルを合わせる事が出来なければ、百の力にもならないかもしれません。しかし、これに全員の力が同じ方向に結集し勢いをつければ二百にも三百にも、会社全体の力を何倍にもする事が出来きます。

一人一人がバラバラな考え方で行動して力を発揮するのと、ベクトルを合わせて力を発揮するのとでは、会社全体の力は何倍も違ってくるのです。

想い

あらいの経営の原点は、私自身がなんとしてでも会社をよくしていくことで仲間を幸せにして、自分も成長したいと志したことです。

創業当初は、右も左もわからずに商売をしていく中で、仲間と私が本当に一団となって、お互いを助け合い、猛烈に働き、苦楽を共にし、心を一つにしていくことで仲間を増やしていき、少しずつ会社を成長させてきました。

ひとり一人が価値のある人生にする為、経営理念である「人と企業の持続成長」と経営指針である「仲間の幸せにすると共に、増改築・リフォームの業界になくてはならない存在を目指し、社会に貢献する」を実現させなければなりません。

どの様にすれば考え方・ベクトルを合わせ、心を一つにしていく事が出来るかを考えながら経営していく中で、生まれたものが経営哲学であり人生哲学でもある「あらい哲学」です。

このあらい哲学は、

・経営理念である「人と企業が持続成長」を追求する為に必要なもの

・人生を迷う事なく、悪いものから守る羅針盤(道しるべ)となるもの

・仲間の心を一つにまとめる為のもの

・一人ひとりが自分の意志で考え、行動する為のもの

・幸せになる為に自分の力を最大限(潜在意識)に使う事の大切さや使う方法を教えるもの

・失敗と経験ではなく、成功と経験を手に入れる為のもの

となっています。

 私が、しっかりとした哲学を決めることで、漠然とですが、私を含め仲間の人生、会社の未来も自ずと良い方向に向けることが出来るとても大切な物になります。

無限の可能性

あらいでは仲間一人ひとりに、この哲学を訴え、共有、共鳴し、考えの根本となる志を立て、それが強固になる様に育てていきます。更に、一人ひとりの熱量(気力・やる気)を上げ、それがまばらにならない様にする。

その為に私は、これが合うまでとことん仲間と話し込まないといけないと考えています。

それでもわかってもらえない人がいれば、足並みが揃わず、会社全体の力を最大限発揮することができず、会社、その人、私も辛いんだから、その人の考え方の合う会社に行ってもらわないと仕方がないと考えています。

もし、この事を怠って会社の中にベクトルの合わない人がいると、他の人も無理に考え方のベクトルを合わせなくていいのだとなってしまい会社全体として発展しづらくなります。

この様に考え方・ベクトルを合わせる事は大変困難な事ではありますが、確固とした信念とそれを通そうとする情熱をもって実現し、無限の可能性を発揮出来る様な会社にしていかなければなりません。

私たちが苦楽を共にし、仕事を通して、自分を磨いて向上させていく、株式会社あらいをそんな人生道場の様な場所と考えることで、本当に価値のある人生を送っていく事ができると確信しています。